教科書

日本では、授業で使う教科書は配布され、自分のものになる。
アメリカでは教科書はレンタルで、自分のものにはならない。
自宅に持ち帰ることもない。
日本のように教科書とノートを毎日自宅から持っていったり持ち帰ったりしない。
(ランドセルもないし。)
だからアメリカの教科書は(全部が全部ではないが)ハードカバーで頑丈で立派だ。
何年にも渡って使い続ける学校の備品だ。
(算数のドリル的な本には直接書き込んでいた気もするけど、
あれもレンタルだったのだろうか?)
だから今、アメリカで使っていた教科書は手元にない。
しかし、1冊だけ親が買ってくれたことがあった。
忘れもしない。
"One to Grow On"という教科書だ。
オレンジ色の表紙だった。今も家にあるのだろうか?
親と一緒に本屋に行って買ってもらったのだ。
僕が希望したのか、親の意図だったのかは覚えていない。
学校で使っていたのはハードカバーだったが、本屋で見つけたのはソフトカバーだった。
学校で教科書として使う図書は何年にも渡って使えるように、
特別仕立てになっているのかもしれない。
検索したら、amazon.comにあるではないか!おおっ、懐かしい!
ハードカバー版が$144.38!随分高いんだなあ。当時もこれくらいしたのだろうか?
さすがにソフトカバーはもっと安いんだろうが。
1976年発行。40年前は新しい教科書だったんだ。今でも使っているのだろうか?
関連書籍に"May I Come In?"が出てきた!
おおっ、これもアメリカで使っていた教科書だ!間違いない。
ハードカバーで$21.75。これくらいが適正価格だろう。
1980年発行。40年前は最新の教科書だったのだ。懐かしいなあ。内容は覚えてないけど。

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唯一親が買ってくれた学校の教科書。(amazon.comより拝借)購入したのはソフトカバーだった。今でも実家にあるのだろうか?

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これも当時学校で使っていた教科書(amazon.comより拝借)。ただただ、懐かしい。

 

"Social Science"だかの授業で、"Captain Cook"が何度か出てきたのを覚えている。
日本ではあまり詳しく習わないと思うが、アメリカの歴史では重要な人物なのだ。
(おそらく、英連邦の国々では、というべきなのだろう。)
結構時間を取ってどういうことをした人物なのかを習った。